top of page
DJI_0420.JPG

LOVE
RIVER
PROJECT

山・海・未来、つなぐ川

三重には自慢したくなるような、豊かな自然があります。川や湖を中心とした、この豊かな自然を守っていく役割を、わたしたち内水面漁協が担っています。

みなさんに「もっと、川の未来」を考えて実践するためにプロジェクトを策定しました。

ぜひ未来に向けて一緒に考え、一緒に行動していきましょう。地域のみなさんが「もっと、川の未来」を実感できる内水面を目指していきます。

Love River Project

三重の川の良さ

DJI_0420.JPG

section. 01

深い山々

三重県には富士山や長野県の南北アルプスに匹敵するような高い山はありませんが、県南部と北部に山々がそびえています。北部には、標高1000メートル程の山々が連なる鈴鹿山脈があり、南部は紀伊山地に属し、同県最高峰である標高1695メートルの大台ケ原山をはじめ1200メートル以上の山々が控えています。山とそれに付随する山林が豊かであることから、良質の水が作られる仕組みが、ここ三重にあります。

section. 02

水色の奇跡

三重県大台町を流れる「宮川」は、2003年から2018年(※)まで連続して国土交通省の一級河川調査で水質日本一に輝いています。要因として◉雨がよく降るため水量に不安がないこと ◉急しゅんな地形 ◉伊勢神宮の「宮域林(ぐういきりん)」があり開発がされない、などが挙げられます。自然と深い山々に守れられ、良質な水が供給されていますが、恩恵を受けるだけでなく、守るための手段を持つ必要があります。内水面管理者として矜持を持ち、知識を深めていきます。

(※)災害に見舞われた2005年を除いて

DSC04505.JPG
ピンクの花

section. 03

地域水産資源の保護

漁業生産量は、長期的な減少傾向にあります。国民に対して水産物を安定的に供給していくためには、この減少傾向に歯止めをかける必要があります。漁業生産量の減少については、様々な要因が考えられますが、適切な資源管理を行い、水産資源を維持できれば、その減少を防止・緩和できるものと考えられます。

漁業の実態等を踏まえ、漁業時期の制限又は漁具の種類の制限、体長制限その他の漁業の方法による管理を合わせて行ない、水産資源の回復を図っていきます。

section. 04

外来生物への対処

もともと日本にはいなく、外国から持ち込まれた生物のことを「外来生物」といいます。外来生物は川や湖に密放流され、そこでもともと棲んでいる魚などを食べて生活していることから、在来種の生息数が減少するだけでなく生態系に悪影響を及ぼす原因ともなっています。外来生物から川と湖を守るために、漁場に「入れない・入れさせない・増やさない」の3原則を徹底します。

神秘的な湖
Discussion and color palette selection

section.05

チーム三重づくり

地域河川ごとに内水面管理者が存在し、資源を守ってきましたが、組織構成員の高齢化と過疎少子化の影響による人材不足により組織運営が困難になりつつあります。様々な自助努力を重ねていますが、単独での存続が危ぶまれる状況となっています。

そこで、地域漁協が協力し合い、上記の課題に対して解決を目指す取り組みが動き出しました。個々のプレイヤーがチーム三重として一丸となって困難な課題に取り組んでいきます。

bottom of page